ＰＣデスクのスペースをうまく活用したい人におすすめのアイテム。モニターアームについて。

リモートワークが増える中、PCデスクの上には、キーボードやマウス、書類などを置いて、デスクのスペースが狭いと感じている方もいると思います。今回は、デスクのスペースを有効活用したいという人にオススメの製品として、モニターアームについて述べていきたいと思います。

モニターアームとは

モニターアームとは、ＰＣのディスプレイ（モニター）に取り付けて、向きや位置を上下に調整できるようにするためのものです。
モニターアームによって、ＰＣのディスプレイをデスクから浮かせることで、デスク上のスペースを広く有効活用することができます。

モニターアームの選び方

モニターアームを選ぶ際には、以下に注意して選ぶ必要があります。

規格に対応しているか

モニターアームに、ディプレイ（モニター）を取り付けるには、ディスプレイ背面の専用のネジ穴を使用します。このネジ穴には規格があり、モニターアームとディスプレイの双方の規格が合致しないと取付ができません。
この規格はＶＥＳＡ規格と呼ばれており，ＶＥＳＡ７５，ＶＥＳＡ１００等の表記があればＶＥＳＡ規格対応の製品です。ディスプレイサイズに合わせた規格を選ぶ必要があります。

耐荷重は問題ないか

ディスプレイの重さとインチ数を見て、耐荷重が許容範囲かどうか確認してモニターアームを選びます。耐荷重を超えるとモニターアームからディスプレイが垂れてきます。逆にモニターが軽すぎる場合は、ディスプレイが浮いてくることがあるので注意が必要です。

可動域は問題ないか

ディスプレイをどのように動かしたいかを、設置する場所を考慮しながら検討します。選択するモニターアームの種類によって可動領域が異なるので、使用用途に合ったものを選ぶ必要があります。可動タイプは、水平垂直可動タイプ、水平可動タイプ、垂直可動タイプがありますが、一般的には、可動範囲が広がるほど、高価なものになるので、必要十分な可動領域のものを選択したほうがコストパフォーマンスが高くなります。

設置方法は問題ないか

モニターを設置する場所の環境によって、設置方法が異なります。場合によっては、モニターを設置する場所の加工が必要になる場合があるので注意が必要です。一般的には、クランプ式と呼ばれるデスクの天板を上下に挟み込んで固定する方式が主流です。天板が厚すぎる場合や、設置したい場所に干渉物があるよう場合には、設置が困難になる場合があるので、注意が必要です。他にもグロメット式やポール取付式等あるので、クランプ式で取付が困難な場合には検討の余地があります。

モニターアームを購入して感じたこと

これまで述べてきた注意点を踏まえ、筆者は、「エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム」を購入しました。モニターは「BenQ LCD GW2480 [ブライトネスインテリジェンス 23.8型FHD液晶ディスプレイ」です。規格，耐荷重等を確認し、購入しました。このモニターアームの設置方法は、クランプ式なので、デスクを加工することなく、モニターアームを設置することができました。また、水平垂直可動タイプなので、自分が配置したい位置に、容易にモニターを配置することができます。デスク作業でディスプレイを使用しない場合には、ディスプレイをデスクの奥側に配置して、デスクを広く使うことができます。また、モニターアームでディスプレイを浮かせた状態にしているため、ディスプレイの下のデッドスペースが生まれません。ディスプレイの下にキーボード等を置いておくこともできます。

モニターアームを導入した際の注意点

ディスプレイを動かした際に、ディスプレイの画面に、物が当たって画面が傷つく可能性があります。画面を傷つけないためには、ディスプレイに保護フィルム等を貼って対応する必要があると感じました。

まとめ

今回は、PCデスクのスペースを有効活用したいという人のために、モニターアームの紹介をしました。モニターアームを使用することで、デスクを広く使って作業することができます。デスクのスペースが狭いと感じている方、有効活用したいと感じている方は購入してみてはいかがでしょうか。

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