肩こりのひどい人に勧めるキーボードについて。左右分離型キーボードの紹介

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リモートワークが増える昨今、PCを使う機会も増えていると思います。PCで作業する際には、PCへの入力デバイスとして、キーボードを必ず使用すると思います。市販されている多くのキーボードも良いですが、今や世の中には様々なキーボードが存在しています。
今回は、肩こりのひどい人への解決策への提案として左右分離型のキーボードを紹介したいと思います。

目次

一般的なキーボードと肩こりの関係性

キーボードで文字を入力する際に肩がこりやすくなるのは、キー入力する際の姿勢の悪さが要因のひとつと考えられます。

一般的に、キーボードといえば、横長で1枚の板チョコのような形をしたものです。キーボードで文字を入力する際には、ホームポジションに手を置くのが一般的です。(ホームポジションとは、キー入力する際に、基準となる手を置く位置のこと。)
ホームポジションのキー(「f」と「j」)は近接しています。そのため、手をハの字に曲げたような状態になります。その状態でキーボードを入力すると、背中が丸々ような姿勢になりやすくなり、肩こりにつながります。

左右分離型キーボードによる肩こりの防止

左右分離型のキーボードいうのは、一般的なキーボードを真ん中で2つに割ったようなキーボードです。そのため、ホームポジションのキーが近接することがありません。両手をそれぞれ、離れた位置に配置することができるます。そのため、近接した位置に手を置くことによる姿勢の悪化を防ぐことができます。

左右分離キーボードの導入の注意点

導入費用が高い

左右分離型キーボードは、一般的な製品ではありません。そのため、製品が高額な場合が多いです。導入費用としては、2万円~3万円かかると想定しておいた方が良いです。

製品の組み立てが必要となる場合が多く、ハードルが高い

前項でも述べたように、左右分離がたキーボードは、一般的な製品ではありません。自作キーボードと呼ばれる、組み立てが必要な製品の場合が多いです。部品の状態で購入して、購入後に組み立てる必要があります。組み立てには、プラスドライバー、ニッパー、はんだごて等の工具が必要となります。これまで電子工作等をしたことが無い人にとっては、ハードルが高い考えます。また、キーボードのキー入力の操作部分であるマイコンには、自分でプログラムを書き込みが必要です。そのため、パソコン作業が苦手な人には、ハードルが高いです。

キー配置を新たに覚えるまで慣れが必要

左右分離型キーボードは、一般的なキーボードと、キー配置が異なるため、新たに左右分離型のキー配置を覚える必要があります。左右分離型キーボードは、一般的なキーボードより、キー数が少ないものが多いです。キー数が少ないために、1つのキーに複数のキー入力を持たせています。階層を切り替えるキーがあり、そのキーを押すことで、同じキーを押した際に、別のキー入力ができます。一般的なキーボードでいうところの、Shiftを押したとキー入力と同様です。アルファベットのキー配置は、あまり変わらない場合が多いですが、その他のキーは、配置が異なる場合の多いので、新たに配置を覚える必要があります。新たにキー配置を覚えて、使えるようになるまでには慣れが必要です。

 

実際に購入したみて感じたこと

購入したキーボード

私が購入した左右分離型のキーボードは「iris」というキーボードです。私が購入した際には、海外サイトで、部品を選択して購入しました。当時は、国内に販売店がなく、海外サイトでの購入が必要でした。海外からの輸入になるので、輸送費が高く、届くまでの日数もかかりました。現在では、「遊舎工房」という国内の販売店があります。購入される場合は、そちらを利用するのが良いと思います。実店舗の他に、通信販売も行っているようです。

組み立ての際に感じたこと

組み立てには結構苦戦しました。キーボードの材料のひとつである基盤の選択を誤りました。売り切れのものが多く、同じシリーズなので、これで大丈夫だろうと購入してしまったのが要因です。購入した基盤は、ロープロファイルキーと呼ばれるキーの高さが、低いキーボード用のものでした。海外から再度基盤を購入するのは、輸送費もかかり、届くまでの日数もかかるため、国内でロープロファイルのキースイッチを購入し、無理やり合わせました。購入の際には、慎重に部材は選択することをお勧めします。また、キーボードの部材の一つであるダイオードの取付向きを誤りました。基盤、キースイッチプレートを取り付けた後に気づいたため、修正がかなり大変でした。組み立ての際には、ダイオードの向きには気を付けてください

使用して見て感じたこと

キー入力の際に、両手を離れた位置に置くことができるため、良い姿勢を保ちやすくなりました。肩こりも緩和されたように感じます。キー入力についてですが、新たなキーボードのキー配置に慣れるまでに時間が掛かりました。慣れれば自分の身体にあった良い、姿勢でキー入力ができるので快適です。

まとめ

今回は、肩こりがひどい人におすすめのキーボードとして左右分離型のキーボードを紹介しました。導入には、いくつか注意する点がありますが、良い姿勢を保ってキー入力ができるのは、非常に魅力的です。
長時間のPCで入力することが多く、肩こりがひどいという方におすすめのキーボードです。

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