目が疲れやすい人のためのタブレット。電子ペーパータブレットのすすめ

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今回は、本や漫画を読むのが好きな方におすすめのアイテムとして、電子ペーパータブレットを紹介します。
電子ペーパータブレットは、E-inkディスプレイを使用しており、目が疲れやすい人におすすめのタブレットです。
電子ペーパータブレットのメリット、デメリット、他の電子書籍との比較について、購入してみた感想をまとめました。

目次

電子ペーパータブレットとは

電子ペーパータブレットは、電子ペーパーのタブレット版です。電子ペーパーはE-inkが開発した技術です。
紙にインクで描くことに相当する技術である電気泳動方式を使用することで、目に優しい画面表示を実現しています。
タブレットとは、A4~B6程度のサイズで、板状のタッチ式デジタル機器のことです。
PCの基礎的な機能を備え、AndoroidやiOS等のOSがインストールされたものです。
上記の2つを合わせたものがペータータブレットです。

電子ペーパータブレットと通常のタブレットとの比較

電子ペーパーとタブレットを比較した場合の最大のメリットは、電子ペーパーは、通常のタブレットと比較して、目が疲れにくいことだと思います。
以下にメリットとデメリットを示します。

メリット

・目が疲れにくい
液晶と違い、ブルーライトがでないため、目に優しいです。
・直射日光下でも見やすい
電子ペーパーは、直射日光下でも液晶のように、画面が見づらくなりません
・消費電力が低い
電子ペーパーは、画面を書き換えた後は、表示に電力を使用しないため、液晶と比較して消費電力が少なくて済みます。

デメリット

・モノクロ表示
電子ペーパーは、基本的にモノクロ表示なので、カラーで見たい場合には、別のデバイスを使用する必要があります。
最近では、カラーの電子ペーパーの開発も進んでいるようです。
・残像が残る場合がある
電子ペーパーは、ゴーストと呼ばれる残像が残る場合があるので、その場合はリフレッシュを入れることで画面を再表示させる必要があります。
・動画閲覧には向かない
電子ペーパーは、描画頻度の高い動作には向かないため、動画などの閲覧には向きません
・使えないアプリがある
電子ペーパーは、通常のタブレットではないため、Andoroidで提供されている全てのアプリに対応している訳ではありません

電子ペーパータブレットと電子書籍リーダーとの比較

電子ペーパータブレットと電子書籍リーダーを比較した場合の最大のメリットは、電子ペーパータブレットが電子書籍リーダーのストアに縛られずに電子書籍の閲覧が可能ということだと思います。

メリット

・ストアによる縛りがない
電子書籍リーダーでは、kindleであればkindleストアにある書籍、楽天koboであれば楽天koboのストアにある書籍など、閲覧可能な書籍は、電子書籍リーダーのストアに依存することになります。
電子ペーパータブレットでは、電子書籍のようなストアによる縛りがないため、アプリを導入すれば、kindleやkobo等複数のストアを電子ペーパータブレットのみで閲覧することができます。
各ストアでセール時に、電子書籍を安く購入して、ストアに縛られず、電子書籍を楽しむことができます。
・画面が大きいものを選択できる
電子書籍リーダーのサイズは一般的に、6インチが主流であり、画面サイズは大きいものは多くありません。大きい画面で書籍を閲覧したい場合には、電子ペーパータブレットの方が選択肢が広いと考えます。特に技術書のようなものは、大きい画面で挿絵も含め一画面で見た方が見やすいです

デメリット

・購入コストが高い
電子ペーパータブレットは、一般的に電子書籍リーダと比較して、本体価格が高いものが多い場合が多いため、初期コストが高くなります。
各ストアでセール時に、本を購入して、電子ペータータブレットで閲覧が可能なことを踏まえると、運用コストで初期コストを回収できるかもしれません。
・重い
電子ペーパータブレットは、電子書籍リーダーと比較して、サイズが大きいものが多いので、見やすさは上がる分、本体の重さは、電子ペーパータブレットの方が重い傾向にあります。その場合には、固定ホルダーで、本体を固定して持ちやすくする等して、感じる重さを軽減する対策があります。

電子ペーパータブレットを購入みて

筆者は、これまで述べてきた、電子ペーパータブレットとタブレット、電子書籍リーダーとの比較から、目に優しく、電子書籍のストアに依存しないことにメリットを感じ、電子ペーパータブレットを購入しました。
購入した電子ペーパータブレットは、「Boox Note Air」です。

購入理由

この電子ペーパータブレットを購入したのは、電子ペーパータブレットの中でも、画面サイズが大きく、鞄の中にも、比較的入りやすいA4サイズ程度で、持ち運びが容易、pdf閲覧に対応しているからです。また、端末自体がスタイリッシュです。素材が、プラスチックではなく、アルミニウムを使用しているので質感が良いです。スタイリッシュなタブレットであるipadに近い外観をしています。

Boox Note Airのスペック

画面サイズ:10.3インチ
バッテリー:3000Ah
ストレージ:32GB
メモリ:3GB
画面解像度:1872×1404(227ppi)
重量:420g
幅×高さ×奥行:229.4×5.8×195.4mm
ライト内蔵
pdf対応

購入してみた感想

複数のストアで購入した電子書籍を、電子ペーパータブレットで閲覧することができるのが、非常に便利だと感じました。読みたい本があったときに、いちいち別端末を起動することがなくりました
また、これまで閲覧していた画面よりも、大きな画面で見ることができるため、快適に感じます。文字のみの電子書籍であれば、文字の大きさを調整すれば快適に読めるかもしれませんが、イラストの入った書籍や漫画などは大画面になると非常に見やすくて便利です。
大画面の代償である重さですが、最初は重いと感じていましたが、だんだんに慣れて、今ではあまり気になりません。これに関しては個人差があるとは感じます。

まとめ

今回は目の疲れやすい人のタブレットとして、電子ペーパータブレットについて、メリット、デメリット、購入した感想を書かせていただきました。
タブレットでは目が疲れやすい、複数のストアでの電子書籍の購入で、複数の電子書籍リーダーを持つことにストレスを感じる、大画面で電子書籍を閲覧したい方は、是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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